当院の設備について
小川脳神経外科は、オープンMRIを導入し、大学病院や総合病院と同等の質の高い医療を提供させていただき、
地域の皆様の健康をサポートできればと考えています。
内科・整形外科・耳鼻咽喉科・婦人科・小児科・眼科などをはじめ、
他院からのご紹介の方の検査も可能です。
地域医療機関の先生方にもこれらの機器を有効活用していただけるよう配慮しております。
オープンMRI
MRIは、放射線被曝がない磁気を利用した検査で、レントゲン写真ではわかりにくい脳や神経、血管などの診断ができます。
症状がない初期の脳梗塞や脳動脈瘤などが診断でき、病気の早期発見、予防に役立ちます。一般的なトンネル型MRIと違い、開口部が大きく、撮影中の音が小さく感じられます。
小川脳神経外科のMRI室は、オープンMRIの特徴を生かした開放的な検査空間のため、閉所恐怖症の方でも安心して検査を受けることが可能です。また、周囲が見えますので、小さなお子さまでも付き添いのお母様のお顔を見ながらの検査ができます。頭部以外にも全身の検査が行えます。
ヘリカルCT
CTとは、患者様の周囲360度からX線をあて、コンピュータ処理することにより、その部分の断面像を見ることのできる検査です。
従来のCTでは、観察したい断面にその都度位置をあわせ、断面ごとに撮影する必要がありました。このため、多くの断面像を撮るには時間がかかり、呼吸などで位置がずれるという欠点がありました。
ヘリカルCTは、これらの欠点を改良した方法で、ベッドを移動させながら、観察したい範囲を一気に撮影するというものです。
らせん状に連続してデータを収集することができ、従来の装置より短時間で広範囲の検査が行えます。時間が短いため、呼吸などの影響を受けにくいのも特長です。頭部以外にも全身の検査が行えます。
重心動揺計
重心動揺検査は、直立起立姿勢に現れる体重心の揺らぎを測り、そのパターンやデータから、平衡機能を評価するものです。
身体平衡の維持に働く系、すなわち、視覚系、前庭・半規管系、脊髄固有反射系、および、これらの系を制御する中枢神経系の機能を検査します。
患者様に特別な計測装置をつけることなく、検査台の上に立っているだけで行える検査です。
小川脳神経外科では、めまい・ふらつきといった平衡機能障害を訴えている方の診断を目的として利用しています。